AUTORES

Automated Research Project

目的

自律的に研究サイクルを回すことのできるAIの構築を目指します

方針

研究活動は大きく以下の3つ段階に分けることができます.

  1. 課題策定フェイズ 何の問題を解くかを定める段階

  2. 研究実行フェイズ どのように問題を解くかを考える段階

  3. 成果発表フェイズられた結果を公にする段階

Autoresでは上記の各フェイズを学習するシステムを構築し,さらにシステムが自身を学習することで自己改善を可能にします.

より詳しくは Roadmap を御覧ください.

特徴

研究の自動化に関する既存の試みに対し,Autoresは以下のような特徴を持ちます.


  1. 自動研究によるサイクルと自己改善

    • 多くの既存の試みでは,研究の一部のフェイズの自動化を目指しています.

    • 我々は研究活動の全フェイズを自動化し,システム自身の生成した結果を還元することで研究サイクルを作ります.これにより自己成長するシステムを構築します.

  2. 仮想空間で閉じた学習

    • 多くの既存の試みでは,実空間のロボットや実験計画を過程に組み込んでおり,モデルへのフィードバックに長い時間がかかることが想定されます.

    • 我々はほぼ全ての学習工程を仮想空間で行い,システムへのフィードバックの高速化を実現します.これによりシステムの学習速度の圧倒的な向上が期待できます.

  3. 人間の不在

    • 多くの既存の試みでは,人間の支援や人間との協同を目指しています.

    • 我々は人間が全く介在しない状態を目指します.これにより人間の問題解決能力がボトルネックではなくなります.